脳の病気について
脳の病気が気になる方へ
頭の病気は、「ひとたび病気になってしまうと治療するのが難しい」「けれど、周りに相談しても難しくて解決しない」ことが特徴だと思います。病気になる前、症状が軽いときに、気軽に相談していただき、解決していくことが重要であると考えます。
お気軽にご相談ください。
脳の病気 早く見つけましょう
そして適切な処置を
(適切な検査と指導が必要となる場合があります)
脳の病気は、院長が特に得意な守備範囲です。
院長の井水秀栄は、長きにわたり、脳血管(脳梗塞・もやもや病のバイパス術、頸動脈狭窄の手術、脳動脈瘤治療、くも膜下出血治療)の治療、正常圧水頭症(物忘れ、歩行障害、尿失禁)の治療を経験してきました。
脳卒中(脳の血管の病気)
死亡原因にもなりえます。
重篤な後遺障害にならないためにも、日ごろの生活習慣の改善が必要です。
[ 脳卒中(脳の血管の病気)の可能性 ]
頭痛・しびれ・めまい・顔面の麻痺・手足の力が入らない・目が見えにくいなど様々な症状を呈します。
特にこんなことが起こったら
早めに受診しましょう
一過性脳虚血発作を含む脳梗塞の症状
- ことば
(言語障害) - かお
(顔面麻痺) - うで
(腕の運動障害)
これらが認められれば、72%の確率で脳卒中になっている可能性があります。
一般の方でも兆候は確認できます!
院長の脳卒中教育の取り組み
脳卒中の初期診療を学習するコースISLSや、脳神経外科初期診療コースPNLSなどの医療従事者向けの学習コースを、積極的に運営してまいりました。今後も、一般の方向けに啓発活動を行っていきます。
詳しくは以下のホームページをご参照ください。
- 脳梗塞
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脳の血管が詰まる病気です。主に下記の2つが挙げられます。
脳血栓症(けっせんしょう)
脳動脈硬化症(血管の変化)が主体です。脳動脈硬化を治すためには普段からの生活習慣病を治す必要性があります。
脳塞栓症(そくせんしょう)
心臓の病気などで、血管にこびりついたものが剥がれ飛び、比較的太い脳血管を詰まらせておこることが原因です。不整脈なども原因です。心臓などの検査も必要です。
- 脳出血
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脳の細い血管が破たんする(切れる)ことが原因です。
特に、高血圧をはじめとする生活習慣のコントロールが大事です。
脳出血には様々な原因が潜んでいます。それらの原因を診断し適切な予防も大事になってきます。 - くも膜下出血
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脳動脈瘤の破裂が原因のほとんどです。破裂する前の動脈瘤の管理も含め、丁寧に経過観察を行っていくことが大事です。
手術の適応があれば基幹病院を紹介することが可能です。 - もやもや病
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ウイリス動脈輪閉塞症、いわゆる頭の中の太い血管が細くなっていき、細かい血管が増えます。
子供、大人とも起こりえます。 症状を呈さないものもありますが、血管が切れたり詰まったりすることがありますので、定期的な経過観察が必要です。 - 脳動静脈奇形
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脳血管の奇形です。出血などの可能性があります。早期発見にて手術、ガンマナイフ治療などの選択肢を紹介します。
その他さまざまな血管の病気があります。お気軽にご相談ください。
脳腫瘍
頭痛(朝の頭痛)・手足の動きが悪い・目が見えにくい・吐き気が止まらない
頭の中にできものができる病気です。 腫瘍のできる場所によって症状が大きく変化します。
病気の頻度は多くありませんが、早期に見つけることで治療可能なものも含まれます。
良性脳腫瘍、悪性脳腫瘍様々な物が存在します。お気軽にご相談ください。
頭部外傷(あたまを打った)
何かの角に頭をぶつけた、ふざけていて頭をぶつけた、交通事故にあって頭を打った、など様々な原因でお困りの方がいらっしゃると思います。
頭部外傷は、いろいろな症状を呈することがあります。急性期(打ってすぐ)慢性期(打って時間を置いたとき)を問わず、ご相談いただければ幸いです。
頭を打ってすぐに
意識障害、手足のまひその他、
頭を打って数時間以内のとき急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、
外傷性くも膜下出血、脳挫傷
頭を打って時間がたって
歩きにくい、物忘れ、
記憶があいまい、尿失禁慢性硬膜下血腫、その他
顔の痛みでお悩みの方
(三叉神経痛)
三叉神経痛とは顔に痛みのでる病気です。顔の感覚の神経が三叉神経で、顔を痛く感じるのが三叉神経痛です。歯の病気や、顔表面の病気と思っていませんか?
血管などによる神経の圧迫の可能性があります。お気軽にご相談ください。