生活習慣病
脳卒中予防を含めた、生活習慣病予防や治療で
皆様の健やかな安心を支えます。
高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)でお困りの方。当院では脳血管障害や心臓の病気などにならないよう、予防、再発防止するように治療を積極的に行っております。
その一環の中で、いみずクリニックでは管理栄養士による生活習慣病予防、指導を積極的に行っております。
生活習慣病予防に、さらなる力を入れることになったきっかけは脳血管疾患を患ったある患者さんの言葉がきっかけです。「先生、結局、生活習慣の改善をしないと、また脳の血管の病気になるよね。日常生活が大事だよね。」確かにその通りです。治療は診療時間内に行える行為だけでなく、患者さんが自宅に帰ってからの生活を見守ることも大事なのです。
しかしそれこそが難しいことも実感しております。いみずクリニックで、栄養指導やその他の治療を実施し、様々な生活習慣の改善を目的として、一緒にがんばりましょう。
管理栄養士より
- 仕事が忙しくて食事をゆっくり食べる時間がない。
- コレステロールが高いと言われたけど、今の食事で大丈夫?
- 外食しがちな生活は良くないと分かっているけど、改善するのは難しい。
こんなお悩みはありませんか?
食事を継続的に改善するためには、病態や食事療法の知識を身に着けることが大切です。
患者さまの生活スタイルに寄り添った食事療法を一緒に考え、提案させて頂くことで、健康へのサポートができればと思っています。
食事に興味ある方もない方も、お気軽にご相談ください。
主に栄養指導している病態
高血圧、脂質異常症、糖尿病
その他、食事に関するお悩みがあればご相談ください。
栄養指導実施日:毎日行っております
予約制になります。
随時受け付けておりますので、ご希望の方はお気軽にお声がけください。
高血圧
「血圧を測るといつも高い」そんな悩みはありませんか。毎日血圧を測定してみるとその傾向は明らかです。常に血圧が高い状態が続くと、高血圧の状態が続き脳や心臓の血管を破たんさせる原因になります。特に脳の病気では脳卒中の多くの原因になりえます。毎日の管理が重要です。
と定義されています。
日本高血圧学会
高血圧治療ガイドライン2019より
糖尿病
血液検査でいつも糖が高い。HbA1cの数値が高くなっている。そんなことがありますか?
糖尿病は全身の血管に悪影響を及ぼし、重篤になると、眼の症状や、神経症状、脳卒中、心臓病の原因になります。自分の糖尿病の数値を知ることで予備軍から脱却しましょう。
- 血糖値(空腹時≧126mg/dL、OGTT2時間≧200mg/dL、
随時≧200mg/dLのいずれか) - HbA1c≧6.5%
日本糖尿病学会糖尿病診断基準に関する調査検討委員会:
糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告(国際標準化対応版),
糖尿病55:494, 2012より一部改変
日本糖尿病学会 編・著: 糖尿病治療ガイド2020-2021, p.26, 文光堂 2020
脂質異常症
健康診断などで、中性脂肪が高い、コレステロールが高いなどの指摘を受けたことはありませんか?
脂質異常症はあまり症状が出にくいとされていますが、血管の内側にコレステロールが堆積し動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心臓病を起こす大きな原因になります。コレステロールの数値を定期的に確認し重篤な病気にかからないよう一緒にがんばりましょう。
日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、指針異常症の診断基準は、空腹時の血液中の脂肪が、以下のように定義されています。
メタボリックシンドローム
内臓脂肪が堆積すると、「内臓脂肪型肥満」とされ、高血圧や、脂質異常症などを併発している状態では「メタボリックシンドローム」と診断されます。脳卒中、心臓病などの原因になりえます。
「メタボ」を改善し健康な生活を送りましょう。