睡眠時無呼吸症候群外来
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は無呼吸といびきのせいで、充分な睡眠が取れない病気です。
脳も体も十分に休息する事が出来ない為、日中の強い眠気や疲労感、起床時の頭痛や抑うつ感などにつながり、労働や学業に対する意欲を低下させます。
また、集中力や活力も低下するため、車での漫然運転や居眠り運転による事故を起こしやすくなります。 合併症として高血圧・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞を引き起こしやすく、高脂血症や動脈硬化、不整脈とも関係があるといわれています。
睡眠時無呼吸症候群は、新たな生活習慣病として問題視されているのです。
当院の副院長・井水ひろみは、呼吸器内科専門医です。
睡眠時無呼吸症候群の検査および治療は、お気軽にご相談ください。
言われませんか？
（下記項目に該当しませんか？）
- 日中、とても眠い
- 疲れが取れない
- 熟睡感がない
- 息が苦しくて仰向きで寝れない
- 昼寝の習慣
- 起床時の頭痛
- 夜間のトイレ
- 高血圧
- 肥満
- 記憶力・集中力の低下
- 睡眠時無呼吸症候群とは？
睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返し、その結果、日中の強い眠気などの諸症状を引き起こす睡眠時の呼吸障害です。
- 無呼吸（Apnea）とは？
10秒以上、気流が停止する事です。
- 低呼吸（Hypopnea）とは？
通常換気量（気流）が30％以上低下し、SpO2がベースラインより3％以上低下する事です。
- AHI（Apnea Hypopnea Index）とは？
睡眠1時間あたりの無呼吸低呼吸の回数です。診断時の指標となります。
検査により数値を出す事が可能です。
検査方法
ご自宅での検査になりますが、保険診療3割負担の方で、3,000円未満の負担となります。
1週間程で検査結果が出ます。
簡易検査からCPAP処方までの流れ
※病状に応じて、基幹病院をご紹介することもできます。
治療方法
- CPAP（シーパップ）療法
成人の中等・重症患者様向けです。鼻マスクを装着して、空気を送り込む事によって上気道の閉塞を防ぎます。
CPAP治療中の様子 - 歯科的治療（マウスピース）
軽症の患者様向けです。下あごを前方に突き出させるように工夫したマウスピースを着けて寝ると気道が広がり、いびきや無呼吸が減ります。
- 外科的手術
[ 口蓋垂軟口蓋咽頭形成術（咽頭、扁桃、アデノイド切除）] 主に小児患者、軽・中等症状患者様が大きな治療効果を得られる事が多いです。
呼吸器内科専門外来の紹介
専門医の副院長 井水ひろみが診療にあたります。
井水ひろみ医師に関する情報は、医師紹介ページをご覧ください。
